ギアーデ連邦が保有する第三世代フェルドレス(=多脚機甲兵器)で、サンマグノリア共和国の〈ジャガーノート〉を参考に試験的に開発された。
連邦の現行機〈ヴァナルガンド〉よりも機動性に優れているが、代償として装甲が薄くなっており、パイロットの生存性が著しく低いのが難点。
武装構成も〈ジャガーノート〉を参考としており、格闘用サブアームに高周波ブレードや12.7mm重機関銃を装備できるほか、背部ガンマウントには、88mm滑腔砲や大型機関砲などの試作兵装を装着可能。
脚部には対装甲パイルドライバを有する。
防御性が低いため、ギアーデのパイロットたちからは敬遠されているが、〈ジャガーノート〉に搭乗していた旧スピアヘッド戦隊の5人は問題なく運用した。
SPEC
製造元:WHM
全長:6.3m/全高:2.7m(格闘用サブアームの装備含まず)
固定武装:〈格闘用サブアーム装着〉高周波ブレード×2、もしくは12.7mm重機関銃×2/ワイヤーアンカー×2/〈背部ガンマウントアーム〉88mm滑腔砲×1(通常装備)、狙撃用長砲身砲や大型機関砲、ミサイルランチャー等に換装可能/〈脚部〉対装甲パイルドライバ×4